ドーマン博士のドッツカードとは?計算力を高める効果的な使い方と挫折しないコツを解説

ドーマン博士のドッツカードとは?計算力を高める効果的な使い方と挫折しないコツを解説
「SNSや育児本でドッツカードという言葉を見たり聞いたりしたことがあるけれど、ドッツカードって一体どのようなもの?」と感じている方もいるのではないでしょうか。

ドッツカードはドーマン博士が考案した0歳から遊び感覚で計算力や数の感覚を養える教材です。本記事では、ドーマン博士のドッツカードについてや、計算力を高める効果的な使い方と挫折しないコツを解説します。

「頭のよい子に育てたい」「早いうちから計算力を伸ばしたい」と考えているけれど、具体的な方法がわからないという方の参考になれれば幸いです。

赤ちゃんに効果的なドッツカードとは?

ドッツカード4
言葉がまだ話せない赤ちゃんから行える親子で楽しめるドッツカードですが、「そもそもドッツカードって本当に効果があるの?」と感じる方もいるかもしれません。

まずはドッツカードとはどのようなものなのか、どのような効果が期待できるのかについて解説しましょう。

ドーマン博士が考案した教材

ドッツカードは、アメリカのグレン・ドーマン博士が考案した教育方法です。幼児教育の可能性を広げることや脳に障害のある子どもたちを治療するために開発されました。

視覚と聴覚を同時に刺激するドッツカードは、脳の神経回路が形成される乳幼児期に経験させることで、脳を活性化できるとされています。

ドッツカードを使用した教育方法は、世界中の親子を対象に試みが行われ、多くの成果が上がっています。

ドッツカードの効果

ドッツカードは、まだ数字がわからない赤ちゃんが視覚的に数の法則をとらえて、直感的に数の量を理解する力をつけられます。

ドッツは点のことです。白色のカードに赤色の丸が描かれています。

ドッツカードをつかって、赤丸の数が規則的に増えたり減ったりする様子を見せてあげることで、赤ちゃんは「数はこうやって1つずつ増えていくんだ」「これが足し算なんだ」と直感的に数の事実を認識しやすくなる仕組みです。

ドッツカードは視覚的に数を把握する能力を高める教材です。

また、ドッツカードを素早く見せると右脳を活性化させ、イメージ・直感・全体の把握などの情報処理を瞬時に行える効果も期待できます。

乳幼児期における1ヶ月で脳が成長するスピードは、大人の約10年分に匹敵するとされています。この大事な時期を有効な時間にしたい方にはドッツカードがおすすめです。

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ドーマン博士のドッツカードにみられる特徴

ドッツカード3
ドーマン博士のドッツカードには、サイズ・色・形と3つの特徴があります。これらは赤ちゃんが無理なく数を吸収できるように工夫されたものです。

では、それぞれどのような工夫となっているのか詳しく解説します。

サイズ

まずカードのサイズは、一般的な数字カードよりもひと回り大きく作られています。約30cmの正方形で、大人が両手で持つくらいの大きさです。

赤ちゃんはまだ焦点を合わせたり、遠くのものをとらえたりする力が未熟なため、認識しやすいようサイズは大きく設定されています。

またカードを大きくすることで、赤ちゃんの視界にカードに描かれた点を収めて認識しやすくする目的もあります。

手持ちドッツカード
ドッツカードの色にも、赤ちゃんが認識しやすくなるための工夫があります。カードの背景は白色、そして点は赤色が基本です。

白色と赤色で作られている理由として、乳幼児期は色の識別能力が未発達なため、ピンクやオレンジなどの中間色を認識しにくい傾向があることが挙げられます。

赤色・黄色・青色といった原色や、黒色・白色といったコントラストがはっきりした色味は赤ちゃんの脳に直接的な視覚からの刺激を与えやすいため、早い段階で認識できるとされています。

ドッツカードは赤色の点を使用していますが、この単なる点にも意味があります。まず赤ちゃんは1・2・3といった数字(記号)を理解できないことがひとつの理由です。

赤色の点はすべて同じ大きさで統一されていますが、これも赤ちゃんが数を理解するために重要なポイントになります。なぜなら、シンプルでわかりやすい形の方が、視覚的に量を表現したり認識したりしやすいためです。

ドッツカードは余計な情報をなくし、視覚から直感的に数を認識できるよう、効率的な教材となるように工夫されています。

ドッツカードのメリット

赤ちゃんとママ
ドッツカードは、「数に強くなる」「計算が早くなる」というイメージがあるかもしれません。

しかし本当の魅力は、数の世界をシンプルでわかりやすく見せてあげられることです。 そして、子ども自身が「こうなっているんだ!」と気づく力を育ててくれることです。

1から順にカードを見せていくと、「次はひとつ増える!」と子どもの脳は自然に予測しはじめます。 この気づきの体験が、数だけでなくいろいろな物事のルールやしくみを発見する力の土台になるのです。

さらに、「わかった!」「できた!」という感覚は、子どもにとってワクワクの原動力になります。好奇心が広がり、「もっと知りたい!」と自分から学ぶ姿勢につながっていきます。

そしてもうひとつ大切なのが、親子で一緒に向き合う時間です。一緒に楽しく遊ぶ感覚で取り入れることで、学びだけでなく親子の絆も自然と深まっていきます。

ドッツカードはいつから始めるのが効果的?

ブロックで遊ぶ赤ちゃん
ドッツカードは0〜3歳までの期間に使用すると効果を発揮しやすいとされています。

ではなぜ、0〜3歳でドッツカードを見せるとよいとされているのでしょうか。まだ数字を認識する前の時期なので、大人のように数を数字という記号ではなく、事実そのものとして、認識できるためです。

さらに、乳幼児期は脳と身体の機能が急成長する時期でもあります。

特に、生後数ヶ月〜1歳半までは右脳の発達が優位とされ、イメージや直感などの能力が伸びやすいとされています。脳の柔軟性も高いため、五感から刺激を受けると素直に吸収できる学びに特化した期間です。

もしこの期間を過ぎていたとしても、子どもの発達は個人差が大きいため、諦める必要はありません。子どもが興味を示しているのであれば、完璧なスタートにこだわらず、好奇心を尊重してあげることが大切です。

しかし、せっかくドッツカードを取り入れるならしっかり効果を実感できるようにしたいと感じる方も少なくないでしょう。そのような方には累計1万人以上のママたちが参加したママスクールの無料セミナーがおすすめです

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計算力を高めるドッツカードの効果的な使い方

カード遊びをする親子
「ドッツカードのよさはわかったけど、具体的にはどうやって赤ちゃんにみせればよいの?」と感じる方もいるのではないでしょうか。

ここからはドッツカードの基本の使い方や遊び方、そして応用の遊び方をご紹介します。具体的な使い方を知ったうえで、子どものステップアップを目指していきましょう。

基本の使い方

ドッツカードの使い方はシンプルです。カードを裏返して持ち、下記の方法で行います。

・素早く見せる
・数をはっきり声に出しながら見せる
・5~10枚ほど複数のカードを連続で見せる
・1回あたりは数秒ほどの短時間で切り上げる

ドッツカードの赤丸が描かれた面を赤ちゃんに素早く見せましょう。このとき、ゆっくり見せるとドットの数を数えようとしてしまうので、効果が薄れやすくなります。

手早く見せてあげることで瞬間的な情報処理能力を高められます。また、見せる瞬間に点の数を数をはっきり声に出して伝えましょう。

連続でカードを見せるときも1秒以内でカードをめくりながら、「いち・に・さん・し・ご」と読みます。親子ともに楽しめるタイミングで実践することが大切です。

数の紹介

カードで遊ぶ子ども
ドッツカードは数の存在を知らない赤ちゃんに、数の楽しさを知ってもらうきっかけになります。

まずは、1から10の数字をリズムよく見せてあげましょう。カードをめくるたびにドットの数が増えていくのを目で追うことで「増える」という感覚が自然と身についていきます。

慣れてきたら、20、30など大きな数のカードも取り入れていきましょう。大きな数が出てくることで「数は続いている」という体験ができます。全部を覚える必要はありませんよ。

また、意外と大事なのが「0」です。ドッツがひとつもないカードを見せて、「これがゼロだよ」と紹介すると、「何もない」という概念を遊びのなかで理解していけます。

「覚えさせなきゃ」と思う必要はなく、絵本を読むような感覚で、生活のなかの小さな時間に取り入れてみてください。

さまざまな数式や数列

ドッツカードを通して、さまざまな数式や数列に触れる機会を与えてあげられます。具体的な遊び方は以下のとおりです。

・足し算:28・71・99のカードを順番に見せながら、「28たす71は99」のように声に出す
・偶数:2・4・6と偶数でカードを見せる
・奇数:1・3・5と奇数でカードを見せる

赤ちゃんが数字を認識する前にさまざまなパターンを見ることで、数の事実から法則を発見して、自然と数の感覚を身につけることができます。

視覚と聴覚をうまく使いながら、ドッツカードで数の事実に触れるチャンスをプレゼントしてあげましょう。

そんなドッツカード正規品の販売権を日本で唯一獲得しているママスクールでは、ドーマンメソッドをベースに親子で一生分の心・体・脳を育むオリジナルプログラムを提供しています。

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ドッツカードに挫折する原因

違うところを見る赤ちゃん
「ドッツカードに挑戦したけれど、うまくいかなかった」という意見を耳にすることがあります。なぜ、うまくいかなかったのでしょうか。

・子どもがドッツカードを見てくれない
・相談できる相手がいない
・育児をしながら独学するのが難しい

よく耳にする上記3つの体験談をもとに、解説していきます。

子どもがドッツカードを見てくれない

ドーマン博士は、赤ちゃんが目をキラキラさせて見てくれることが効果的と発表しています。しかし、赤ちゃんはどんなやり方をしても、毎回ドッツカードに食いついてくれるわけではありません。

大人と同じように、赤ちゃんもお腹がすいたり眠くなったり機嫌が悪くなったりすることがあります。眠いときに勉強することは、大人でもつらくなりますよね。

また、乳幼児期は親の感情を敏感に感じ取る時期です。親御さんが「ちゃんとやらなきゃ」と力んでしまうと、表情に焦りやイライラが出ることもあります。

親御さんのモチベーションが下がると、赤ちゃんも興味を失い、挫折の原因となってしまいます。特にものに興味が出たり動きだしたりしたときは、ドッツカードの気分や状況に合っていない可能性が高いかもしれません。

相談できる相手がいない

頭を抱えるママ
初めてドッツカードを使用するときには、やり方が合っているのかや赤ちゃんが興味を示してくれないと疑問や不安になることがあります。身近に相談できる相手がいないと、一人で悩みを抱え込んでしまいやすいです。

特に赤ちゃんから数や計算を教えることに周囲の理解が得られない場合もあるでしょう。相談できないと不安が大きくなり、続けるのが難しくなることもあります。

完璧を求めず、あくまでも赤ちゃんと楽しく遊ぶための方法のひとつとして、ドッツカードを取り入れてみましょう。

育児をしながら独学するのが難しい

ドッツカード自体はとてもシンプルです。しかし、毎日育児や家事、仕事に追われながらドッツカードを続けるには、正しい知識や工夫が必要です。

自分の時間を確保することも難しい時期では、ドッツカードの教材を準備したり、赤ちゃんの反応を見ながらこなすことは負担になりやすいかもしれません。

また、独学でドッツカードに取り組む人は完璧を求めてしまう傾向にあります。完璧を求めすぎると、心身が疲弊して挫折しやすくなるため注意が必要です。

ドッツカードに挫折しないコツ

パソコンを見る子ども
「ドッツカードに挑戦してみたいけど、挫折しないか不安……」と感じている方のために、ドッツカードに挫折しないコツをお伝えしていきます。

ちょっとした工夫や心構えで、親子で楽しみながらドッツカードを生活に取り入れてみましょう。具体的なコツを5つご紹介します。

短い時間で見せる

ドッツカードに挫折しないために大切なことは短時間で見せること、具体的には1日5分程度で十分です。

無理に長く続けると、赤ちゃんが飽きてしまったり、カードに興味を持ちにくくなったりすることがあります。

赤ちゃんが興味を示してもう少しやりたがるくらいで切り上げることが重要です。また見たいと感じてもらえれば、ドッツカードを楽しみに待ってくれるようになります。

すき間時間にパッとドッツカードを見せられるように、手に取りやすい場所に置いておくことをおすすめします。短時間で毎日続けることが重要です。

子どもが機嫌のよいときに行う

笑顔の赤ちゃん
ドッツカードを挫折しないためには、子どもが機嫌のよいときに行うことも大切です。この機嫌がよいときというのは、ドッツカードに興味を示しやすくなるだけでなく、学習能力が向上することも研究で判明しています。

例えば、赤ちゃんがお昼寝した後やお腹が満たされた後などのリラックスしている時間帯がおすすめです。リラックスしている状態であれば、親の言葉や行動に興味を持ちやすくなり、集中力も向上します。

親子で心地よく過ごせる時間を優先することが、ドッツカードを挫折しないために大切なコツです。

専門家やほかのママに相談する

他のママに相談するママ
ドッツカードは一人で悩むと挫折しやすくなるため注意が必要です。そこでおすすめな挫折をしないコツは専門家やほかのママに相談することです。

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自分のペースで行う

ドッツカードは焦ってしまうと挫折につながりやすくなります。子どもの発達には大きな個人差があるため、焦らずほかのお子さんと比較しないことが大切です。

子どもに焦りが伝わると数字に対し苦手意識ができてしまう可能性もあります。まずは気楽に始められるようにゆとりを持って楽しくドッツカードを生活に取り入れてみましょう。

親子で楽しむ

ドッツカードは親子で楽しみながら遊ぶことが続けるうえでの重要なコツです。親子で楽しいやおもしろいなどのポジティブな感情で遊べば、右脳の活性化や数の認識もスキンシップの一部となります。

愛情やきずなを深めながら、脳の可能性を引き出すことは何よりも尊い経験になるでしょう。

楽しみながらドッツカードの効果を実感しよう

笑顔の親子
今回は、ドーマン博士が発見した計算力を高める幼児に適した遊びながら学べるドッツカードについて解説しました。

ドッツカードとはどういった教材なのか、計算力を高める効果的な使い方と挫折しないコツを詳しくお伝えしましたが、親子で楽しみながら遊ぶことが重要です。

親子揃ってリラックスしている状況で、スキンシップの一部としてドッツカードを取り入れてみましょう。

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