子育てにおけるパパの役割|得られる効果や注意点、育児の相談先についても解説

子育てにおけるパパの役割|得られる効果や注意点、育児の相談先についても解説
子育てをしていると、「どうして私ばかり頑張っているんだろう」「パパにももっと関わってほしいのに、うまく伝えられない」と感じるママも少なくないかもしれません。

授乳や寝かしつけ、家事に追われていると、パパの育児参加まで気が回らず、自分ひとりで抱え込んでしまうこともあるでしょう。

パパが子育てに関わることは、ママの負担を少し軽くするだけでなく、子どもの成長や家族全体の安心感にもつながると考えられています。

この記事では、子育てにおけるパパの役割や、一緒に子育てすることで得られる効果、知っておきたいポイントをやさしく解説します。

また、困ったときの相談先も紹介するので、読み終えたころにはパパと一緒に子育てを進めてみようという前向きな気持ちが持てるかもしれません。

子育てにおけるパパの役割

父と娘
子育てにおけるパパの役割は、ママと一緒に支え合うパートナーであり、子どもと信頼関係を少しずつ築く存在です。

ここからは、子育てにおけるパパができることをご紹介します。

ママと一緒に子育てを支え合う存在

パパの役割は、ママが安心して赤ちゃんに向き合えるよう、生活全体をサポートすることのひとつです。

赤ちゃんとのスキンシップだけでなく、家事や買い物を手伝ったり、夜の抱っこを担当したりすることも含まれます。

例えば、夜間授乳でママが細切れ睡眠になっている時期には、朝のゴミ出しや洗濯、朝食の用意をパパが担当するだけでも、ママの負担が少し軽くなることがあります。

「いつもありがとう」と声をかけてもらえると、気持ちがふっと楽になるママもいるでしょう。

子どもと信頼関係を築く

七五三
パパはママを支えるだけでなく、子どもにとって信頼できる大人のひとりです。

パパならではの抱っこ遊びや体全体を使ったスキンシップ、声のトーンの違い、外に連れ出して景色を見せる体験などは、子どもにとって新鮮な刺激になります。

0〜1歳のうちは言葉でのコミュニケーションは難しいですが、抱っこの回数や名前を呼ぶ頻度、笑顔で見つめ合う時間の積み重ねが、「この人は自分を大切にしてくれる」と感じるきっかけになることがあります。

不器用な抱っこやあやし方でも、子どもはパパの声や匂い、体温を覚えて信頼感を育んでいくといわれています。

とはいえ、毎日の育児のなかで「これで合っているのかな」「ほかの家庭ではどうしているんだろう」と感じることもあるでしょう。そうした迷いや不安は、決して特別なものではありません。

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パパと一緒に子育てすることで得られる効果

家族
パパと一緒に子育てをすることで、育児の負担を夫婦で分け合える育児の負担を夫婦で分担できる

パパが育児に参加することで、ママの心身の負担が少し軽くなることがあります。

例えば、パパが子どもを寝かしつけている間に、ママは家事を進めたり、自分の休憩をとったりすることができます。

休日はパパが子どもと外出する間に、ママが美容室へ行く時間を作ることもできます。

夫婦の働き方や体力、得意不得意に合わせて分担を話し合うことで、ママの心の余裕も少しずつ増えていくでしょう。

子どもにとって安心の幅が広がる

女の子
パパが日常的に関わることで、子どもは異なる考え方や遊び方に触れる機会が増えます。

これは、社会性や対人スキル、新しいことに挑戦する力の土台につながります。

ママは細やかに様子を見守り、パパは少し大胆な遊びで新しい体験をさせるなど、互いのスタイルを尊重しながら関わることが、親子の絆を深めるきっかけになるでしょう。

実は、子どもとの関わり方には「知らなかっただけ」で楽になる視点がたくさんあります。

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パパが育児を楽しいと思う瞬間

父と息子たち
「うちのパパはなかなか育児に前向きになってくれない」「お願いすれば動いてくれるけれど、自分から関わろうとはしない…」と感じているママも少なくないでしょう。

背景には「何をしたらいいのかわからない」「自分がやるよりママのほうが上手だから、口出ししないほうがいい」といったパパ側の戸惑いがあるようです。

実際、男性の家事・育児参加が進みにくい理由としてやり方がわからないという声が多いという調査結果もあります。

しかし、一度楽しいと感じられる体験をするとパパの行動は少しずつ変わっていきます。例えば次のようなときです。

・初めて自分の腕の中で寝てくれたとき
・一緒に遊んでいるうちに、子どもが笑ってくれるようになったとき
・仕事から帰宅した瞬間に、赤ちゃんがパッと笑顔を向けてくれたとき

ママからパパへ、「ありがとう」と感謝を先に伝えることで、パパももう一度やってみようと思いやすくなるでしょう。

完璧さよりも、子どもが喜んでいるかどうかを一緒に感じられると、パパ自身も育児に前向きな気持ちを持ちやすくなります。

特別なことをしなくても、関わり方を少し意識するだけで親子の時間は変わっていきます。

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パパが子育てで知っておきたいポイント

お絵かきを楽しむ家族
パパが子育てで知っておきたいポイントは4つです。

・子どもの成長や発達をほかの子と比べない
・子育てについて夫婦で話し合い役割分担をする
・産後は気持ちが揺れやすいためそばにいてくれるだけで支えになる
・月齢に合わせた関わりや安全への配慮をしていけると安心

それぞれ詳しく見ていきましょう。

子どもの成長や発達をほかの子と比べない

成長スピードには個人差があります。

寝返りやおすわり、はいはい、つかまり立ち、言葉の出始める時期などが早かったり遅かったりするのは自然なことです。

パパも余裕を持って見守るよう意識すると安心です。どうしても不安なときは、自治体の窓口などで情報を確認することもできます。

子育てについて夫婦で話し合い役割分担をする

子育てについて夫婦で話し合い、役割分担をすることで、お互いのストレスを軽減させることが大切です。

ママの子育ての悩みの多くは、どうして自分ばかり大変なのかという気持ちから生まれます。

しかし、パパの側も自分なりに頑張っているつもりだけれど、何が足りないのかわからないと迷っていることが多いといわれています。

パパが家事・育児の時間を増やすためには、仕事の時間調整や職場の理解と並んで、パートナーとのコミュニケーションが大切だとされています。

察してほしい気持ちが強くなるとお互いに苦しくなるので、わかりやすく言葉にすることで夫婦の安心につながっていきます。

産後は気持ちが揺れやすいためそばにいてくれるだけで支えになる

不安定なママ
出産後のママはホルモンバランスの変化や睡眠不足、生活の変化により気持ちが揺れやすくなります。この時期、パパは正解を出すよりも、そばで気持ちを受け止める姿勢が大切です。

「今日もよく頑張ってるね」「眠れてないよね」といった声かけは、ママにとって大きな支えになることがあります。

月齢に合わせた関わりや安全への配慮をしていけると安心

小学生の男の子
月齢に応じてできることや必要な配慮は変わります。

例えば、寝返りを始めたら高いところに寝かせない、口に入るサイズのものを手の届く場所に置かないなど、家庭内での安全対策も少しずつ見直すと安心です。

夫婦で共通認識を持つことで、パパに任せているときも安心感が増し、ママの心も落ち着きやすくなるでしょう。

子育てのなかで感じる迷いや不安は、頑張っている証でもあります。

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パパにも取得できる育児休暇

家族
育児休暇はパパでも取得可能で、育児休暇の取りやすい状況ができてきています。周りと相談しながら育児休暇の取得を視野に入れるのもひとつでしょう。

育児休暇の制度

育児休業は子育てのために一定期間休業することで、条件を満たせばママだけでなくパパも取得できる制度です。

男性の育児休業の申出を会社が拒むことはできないとされています。

また、出生時育児休業など、男性が生後すぐの時期から育児に関わりやすくするための仕組みも整えられてきました。

制度の名前や細かな内容は変更されることがありますが、パパも赤ちゃんのそばにいるための時間をとれるという方向に法律が動いていることは共通しています。

こうした制度を活用することで、パパもママと一緒に子育てのスタートラインに立つことができます。

産後の一番大変な時期に家にいてもらえることで、ママの身体の回復や心の安定にもとても大きな支えになります。

育児休暇を取得するための会社や同僚へのはたらきかけ

制度が整えられてきても会社が忙しくて言い出しにくかったり、周りに育休を取った男性がおらず不安だったりする声も少なくありません。

男性の育児休業取得率は伸びつつあるものの、希望と実際の取得率にはまだギャップがあるのが現実です。

パパに育休をとってほしい場合、ママとしてできることは、取ってくれたらうれしいという気持ちを早めに共有し一緒に会社への相談の仕方を考えることです。

育休取得に向けてできる工夫として、次のようなステップが考えられます。

・情報を集める
・上司への相談は希望ではなく予定として伝える
・同僚と業務の引き継ぎ方法を一緒に考える

まずは会社の就業規則や人事部の資料、厚生労働省のサイトで、自分の勤務形態の場合に取れる期間や給付金の条件の確認が必要です。

上司へ相談する際は「もし可能であれば」ではなく、「子どもの出生に合わせて育休を取得したいと考えています」と具体的な時期と期間をセットで話すと会社側も調整しやすくなります。

育休中の連絡の取り方や、どこまで業務を引き継ぐのかを、事前に周囲と相談しておくことで、周囲の不安も軽くなります。

育休は家族にとってもパパにとっても一生に何度もない貴重な時間です。その価値を夫婦で確認しながら準備していけるといいですね。

夫婦での子育てに困ったときの相談先

笑顔の親子
子育ては夫婦だけでこなそうとすると苦しくなります。夜泣きが続くとき、発達が気になるとき、夫婦の会話がかみ合わないときなど頼れる相談先を知っておくことで心の余裕を持つことがおすすめです。

ここでは、子育てで困ったときに相談できる相手を5つ紹介します。

親戚や友人

まず夫婦での子育てに困ったときの相談先として挙げられるのは、信頼できる親戚や友人です。悩んでいるのは自分だけではないと知るだけで、気持ちが軽くなることがあります。

ただし、世代や価値観によっては傷つくような言葉を言われてしまうこともあります。そのようなときは、すべてを真に受けずに距離を保つことも、自分を守る工夫のひとつです。

保育園や幼稚園の先生

保育園
子どもが保育園や幼稚園に通っている場合、担任の先生や園長先生も心強い相談相手になります。

日々たくさんの子どもたちと関わっているため、現場の経験に基づいたアドバイスをもらえることがメリットです。

家庭での様子と園での様子を合わせて見てもらうことで、子どものペースがわかってくることもあります。

保健センターや支援センター

保健センターでは、出産に関する手続きや乳幼児健診だけでなく育児相談の窓口が設けられていることもあります。

電話相談・面談・母親学級・父親学級・子育て教室など地域によってさまざまな形のサポートが用意されています。

子育て支援センターには、自由に遊べるスペースやスタッフによる育児相談・親子イベントなどがあり、家から一歩出たいと思ったときに使うとよいでしょう。

初めて行くときは緊張するかもしれませんが、「ちょっと話を聞いてほしくて…」と伝えるだけで丁寧に対応してくれるところがほとんどです。

民間のサポート団体

行政の機関だけでなくNPOや民間企業、オンラインコミュニティなど子育て家庭を支援する団体も増えています。

オンラインで相談できるサービスや、ママ・パパ向けの講座、同じ悩みを持つ人たちが集まる場などもあります。

専門家や先輩ママ・パパの話を聞くことで、安心できたり、自分たちに合った具体的な工夫を知ったりすることが可能です。

限界まで我慢してから相談するのではなく、ちょっと疲れてきたと感じた時点で気軽に相談できる環境を作ることが大切です。

パパも育児を楽しめるように周りの手を借りながら進めていこう

家族団欒
ここまでパパの子育てについて解説してきました。育児休暇の制度が整えられ、パパも子育てに参加しやすい社会基盤ができています。

一方で、暗黙のルールや収入に対する不安から育児休暇を取ることに後ろ向きなパパも少なくないでしょう。

子育てパパにとって大切なことはママをサポートする意識と、パパ自身も子育てを楽しむ姿勢です。パパにしかできない子育てがあり、それによって子どもの成長を支えることができます。

親子で過ごす時間のなかで、「この関わり方であっているかな?」「子どもと信頼関係を築けているか不安…」と悩むこともありますよね。

そんなときは、ママスクールの無料セミナーで、子どもの心を育てながら親子の信頼関係を深める方法を学んでみませんか?

そんなときは、ひとりで答えを出そうとせず、同じような時期の子育てをしているママたちと一緒に考えてみるのもひとつの方法です。

ほかの家庭の話や講師の知見に触れることで、「これならわが家でもできそう」「ちょっと試してみたいかも」と感じる糸口が見えてくることがあります。

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