お箸の持ち方の練習はいつから?おすすめの練習メニューやお箸の選び方を解説

お箸の持ち方の練習はいつから?おすすめの練習メニューやお箸の選び方を解説
「そろそろお箸の練習を始めたほうがいいのかな?」と思っていても、「いつ、どうやって始めればいいの?」と迷いますよね。

SNSでは、2歳でお箸デビューという声もあり、つい焦ってしまうこともあるでしょう。しかし、お箸の練習で大切なのは早さではなく、お子さんに合ったタイミングです。

この記事では、お箸を持つ練習を始める目安や遊びながらできる練習法親ができるサポートのコツを紹介します。

読んだ後には、きっと肩の力が抜けて前向きにお箸の練習に進めるはずです。

子どもがお箸を上手に持てるようになるのはいつから?

箸をもつ女の子
子どもがお箸を上手に持てるようになる時期は、一般的に3〜5歳が目安といわれています。ですので、指先の動きがだんだん器用になってくる3歳ごろから、少しずつ練習を始める子もいます。

2〜3歳になると、スプーンやフォークの次はお箸と考えるママも少なくないですが、お箸はある年齢になったら使えなければいけないものではありません。

お箸を正しく扱うには、手先の細かな動きや力のコントロールが必要です。そのため、練習を始める時期には個人差があります。

お子さんの発達や日常の動作をよく観察し、自然にやってみたい気持ちが芽生えたときが始めどきです。

お箸の持ち方の練習はいつから?

箸で掴む
お箸を使い始めるサインはいくつかの動作に表れます。例えば、スプーンを上手に使えるようになったり指先で小さなものをつまめるようになったりしたときは手先の発達が進んでいる証拠です。

また、大人の食事に興味を示して「やってみたい」と言い出したときも、自然なスタートの合図です。

0〜1歳は準備期として、遊びのなかで指先を動かす経験を増やしましょう。今できることを積み重ねていけば、お箸デビューへの準備は着実に進んでいきます。

お箸に興味を持ち始めたとき

大人が使っているお箸をじっと見つめたり、私も使いたいと手を伸ばしたりするようになったら、お箸に興味を持ち始めたサインです。

この、やってみたい気持ちが芽生えたときこそ、練習を始めるベストタイミングです。

自分から挑戦したい意欲があると、自然と集中力が続き、練習を楽しみながら進められます。

親御さんや兄弟が上手にお箸を使う姿を見て真似したくなるのも成長の証です。無理に教え込むよりも、お子さんの興味を大切にしながら、一緒にやってみようと声をかけてあげましょう。

スプーンやフォークをうまく使えているとき

お皿・スプーン・フォーク
スプーンやフォークを上手に扱えるようになってきたら、お箸の練習を始めるタイミングが近いサインかもしれません。

特に、上からグーで握るのではなく、鉛筆を持つように下から指を使って持てるようになっていれば指先の動きがしっかりしてきた証です。

この段階に入ると、2本のお箸を動かすための基礎が整っています。

反対に、まだスプーンやフォークをぎゅっと握って食べている場合は、もう少し待っても大丈夫です。焦らず、まずはスプーンやフォークを安定して持てるようにサポートしましょう。

お子さんが自分で食べる動作を楽しめるようになれば、自然とお箸にも興味が向いていきます。

指でピースサインができるようになったとき

ピースする子ども
お子さんがピースサインをできるようになったら、お箸の練習を始めるタイミングです。

人差し指と中指の2本だけを立ててピースをしたり、親指・中指・薬指を合わせてきつねのポーズができたりするのは、指先を1本ずつ動かせるようになった証拠です。

グーやパーのように全体で動かすのとは違い、ピースサインは細かい筋肉の発達が欠かせません。この動きができるということは、箸を1本ずつ動かす準備が整ってきたといえるでしょう。

遊びのなかで指を動かす機会を増やしながら、少しずつ箸に触れる時間を作ってみましょう。

保育園や幼稚園でお箸を使うようになったとき

ほとんどの保育園や幼稚園では、年中から年長にかけてお箸の練習が始まります。

園によっては、早いところで2歳ごろから取り入れる場合もありますが、手の発達に合わせて段階的に進めていることがほとんどです。

周りの友だちが上手にお箸を使っている姿を見ると、自分もやってみたい気持ちが自然と芽生えます。その意欲が生まれたタイミングで、家でも練習を始めてみるのがおすすめです。

3〜4歳ごろになると、「そろそろお箸を持たせてください」と園から案内がある場合もあります。家庭では焦らず、園での様子を参考にしながらサポートしていきましょう。

お箸の持ち方の練習方法

箸
お箸の持ち方を教えるとき、どうやって説明すればいいのか悩むことは少なくありません。

・鉛筆のように持つ
・2本で持つ
・2本のうち、上だけを動かす

この3つのステップで進めるとわかりやすいでしょう。

最初から完璧にできなくても大丈夫です。できないのではなく、慣れていく途中と考えることが大切です。

3ステップを取り入れた練習方法を詳しく解説します。

1本のお箸を鉛筆のように握って動かす

お箸の練習はいきなり2本で始めるよりも、まず1本を正しく持つことから始めるのがポイントです。

まずは鉛筆を持つように1本のお箸を持ち、親指・人差し指・中指の3本で3点持ちができるように練習しましょう。

箸の先を上下にゆっくり動かしてみたり、小さなものをつまむ真似をしたりしながら、指先の動きを慣らしていきます。

もう1本のお箸を差し込む

1本のお箸を鉛筆のように持てるようになったら、次はもう1本を加えてみましょう。

まず、先に持っているお箸の下にもう1本のお箸をそっと添えます。その際は、親指の付け根あたりから中指の横を通る位置に置くと、自然に支えやすくなります。

下のお箸は動かさず、安定させましょう。上のお箸だけを上下に動かして物をつまむように練習していきます。

上のお箸のみを動かす練習をする

次のステップは、上のお箸だけを動かす練習です。

まず、下のお箸は薬指と親指の付け根でしっかり支えて固定します。そして、上のお箸を親指を支点にしながら、人差し指と中指で軽く上下に動かしてみましょう。

空中で数字の1を書くようなイメージです。最初は動きがぎこちなくてもかまいません。

2本が同時に動いてしまう場合は、いったん上の1本だけを持って指先の動きを確認する練習に戻りましょう。箸先が上下にスムーズに動く感覚をつかむことが大切です。

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お箸の使い方をステップアップさせるおすすめの練習メニュー

箸でトマトを掴む
お箸の持ち方に慣れてきたら、次は遊び感覚でステップアップしてみましょう。練習と思うと飽きてしまいがちですが、身近なものを使えば楽しく続けられます。

楽しみながら練習できる工夫をすることで、お箸はおもしろいという気持ちが自然に育っていきます。

練習に適切なものをいくつかピックアップしました。

丸めたティッシュ

いきなり食べ物をつかもうとするとすべってしまい、うまくいかないことも少なくないため、まずは丸めたティッシュや切ったスポンジのように軽くて大きめのものから始めるのがいいでしょう。

丸めたティッシュやスポンジは、指先の力加減を覚えるのにちょうどいいアイテムです。最初はうまくつかめなくても、できたという成功体験を積み重ねることが大切です。

遊びながら行うことで、自然と集中力や指の動きも鍛えられます。

カラーボール

物をつまむ
ティッシュやスポンジの練習に慣れてきたら、次は少し硬めのカラーボールを使ってみましょう。

軽いけれど弾力があるため、力加減を調整しながらつかむ練習にぴったりです。お子さんの好きな色や形を取り入れると、集中力もぐんと高まります。

色分けして、赤だけ集めてみよう、青を箱に入れてみようなどの遊び方をすると、自然と集中力や観察力も育ちます。

遊びのなかで手先を動かすことで、無理なくお箸の操作に慣れていけるでしょう。

おはじきや豆

次はおはじきや豆を使った練習にステップアップしてみましょう。小さくてつるつるしたものをつかむことで、指先の力加減や箸先の動きをより細かくコントロールする練習になります。

昔から、お箸の持ち方を身につけるために小豆や大豆を器に移す遊びが行われてきました。

今では、おはじきやプラスチックの豆など安全に使える練習グッズも市販されています。

家族で「どちらが早く移せるかな?」と競争してみると、遊びながら自然にお箸づかいが上達していくかもしれません。

お箸の練習は子どもの集中力や手の動きを育むことから始まります。

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うまくお箸を使えるようになるための練習のコツ

食事風景
お箸の練習を続けていると、どうしてもうまくできない、意欲がなくなってしまうと感じることもあるでしょう。

そのようなときは、練習というより遊びの延長として取り入れてみましょう。

例えば、つかめたらシールを貼る、好きなキャラクターの器を使うなどお子さんが楽しめる工夫を加えるのがおすすめです。

うまくできた瞬間をしっかり褒めることで、できたという達成感が自信につながります。お子さんもママも前向きに取り組める練習のコツを紹介します。

遊びの要素を取り入れる

ままごと
お箸の練習は、日常の遊びに少し工夫を加えるだけで、ぐんと楽しく続けられます。例えば、おままごと遊びのなかにお箸を登場させるのがおすすめです。

ママが見本を見せながら、「お弁当を作ろう」と声をかけると、子どもは真似をして食材をお皿に盛りつけたり、食べる真似をしたりして自然とお箸の動きを覚えていきます。折り紙や粘土を具材に見立ててもいいでしょう。

また、小豆やおはじきをお皿からお皿へ移すゲームも効果的です。誰が早くできるか競争すれば、集中力もアップします。

遊びながら取り組むことで、お子さんも練習している感覚を持たずに、楽しくお箸の使い方を身につけていけます。

挟みやすい食べ物から練習する

お箸で食べ物をつかむ練習をするときは、まず挟みやすい食材から始めるのがポイントです。

豆腐のようにやわらかすぎるものやツルツルと滑るものは避け、つまんでも形が崩れにくい食材を選びましょう。

例えば、2cmほどに切ったゆでブロッコリーや根菜類の煮物などが扱いやすくおすすめです。

色のきれいな野菜やフルーツを使うと、見た目も楽しくお子さんの意欲が高まります。さらに、好きな食べ物を使うことでやってみたい気持ちを引き出せます。

気長に見守る

お箸の持ち方は、練習すればすぐに身につくものではありません。いきなり完璧に使える子はほとんどいないので、焦らずゆっくり見守ることが大切です。

最初は指し箸や噛み箸などの悪いマナーが出てしまうこともありますが、細かく注意しすぎるとお子さんの意欲を失わせてしまいます。

教えるときは一度にあれもこれも言わず、ひとつのポイントに絞って伝えるようにしましょう。

お箸は小さな手にはとても難しい道具です。持っただけでもすごいことだと認めてあげましょう。

正しく使えるようになるタイミングは人それぞれです。焦らず、食事の時間を楽しみながら、少しずつ練習していきましょう。

お箸の持ち方を何度教えてもできないと感じたら、違う方向からのアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。

お箸の練習も脳の発達段階を知ることでぐっとスムーズになります。

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子どもが使いやすいお箸の選び方

箸
お箸の練習を始めるときに、どのようなお箸を使えばいいのか迷う方も少なくないでしょう。

キャラクターものなどデザインで選びたくなりますが、実は子どもの手の大きさや指の動かしやすさに合っているかどうかが大切なポイントです。

お箸の長さや素材、先端の形によって使いやすさは大きく変わります。また、正しい位置に指を置く練習ができるしつけ箸も便利ですが、使い方には注意が必要です。

ここでは、それぞれの特徴や選び方のコツを詳しく紹介します。お子さんに合ったお箸を選ぶヒントを見つけて、自信を持って練習をサポートしていきましょう。

長さと素材に注意する

お箸を選ぶときは、見た目よりも長さと素材を重視することがポイントです。

お子さんの手に合ったサイズを選ぶことで、正しい持ち方や使い方を無理なく身につけられます。

目安は、親指と人差し指で直角をつくり、その指先を結んだ長さの1〜1.5倍がちょうどいいといわれています。例えば、3歳なら14cm、4歳なら15cm、5歳なら16.5cmほどが使いやすいでしょう。

素材は、滑りにくく扱いやすい木製や竹製がおすすめです。

プラスチック製は軽くて安価ですが、食べ物が滑りやすく練習には不向きな場合もあります。もしプラスチック製を選ぶなら、箸先に溝があるタイプを選ぶといいでしょう。

お子さんが「つかめた!」と達成感を感じられるお箸を選ぶことが上達への第一歩です。

しつけ箸を取り入れてみる

食事と箸
お箸の練習にはしつけ箸を取り入れるのもひとつの方法です。指を入れるリングや補助具がついていて、自然と正しい位置に指が収まる仕組みです。

最初から普通のお箸を使うのが難しいお子さんでも、つかめたという成功体験を積みやすく、練習への意欲を引き出してくれます。

ただし、リングで指の位置が固定されるため、普通のお箸に移行するときに戸惑うこともあります。

そのため、長期間使い続けるよりも、あくまできっかけづくりとして短期間使うのがおすすめです。

慣れてきたら、補助の少ないタイプや通常のお箸へ少しずつステップアップしていきましょう。お子さんの成長に合わせて使い分けることがスムーズな練習への近道です。

お箸の練習は手先の器用さだけでなく、脳の発達とも関係しています。

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親御さんにとっても、小さな成功体験を得られることが前向きな育児につながるはずです。ぜひあなたのご家庭にも気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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お箸の練習を上手に生活に取り入れよう

食事をする男の子
お箸の練習は特別な時間を設けなくても、毎日の食事や遊びのなかで自然に進めていけます。

大切なのは、焦らずお子さんのペースに合わせて続けることです。

上手に持てなくても叱らず、「がんばってるね」「今日はここまでできたね」と優しく声をかけてあげましょう。

手指を使う遊びを取り入れたり、持ちやすいお箸を選んだりと、小さな工夫を重ねることで、お箸への興味や自信が育っていきます。

とはいえ、子どもの成長には個人差があるため、思うように進まない時期があっても大丈夫。焦らず見守ることが、何よりのサポートです。

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