言葉が遅い子どもは頭が良いって本当?言葉が遅い原因やアプローチ方法を解説

言葉が遅い子どもは頭が良いって本当?言葉が遅い原因やアプローチ方法を解説
同じ月齢の子がもう話しているのを見て、少し胸がチクッとすることもあるかもしれません。

SNSや公園などでほかの子の成長具合を見ると、「私の関わり方が悪いのかな」とつい自分を責めてしまう日もあるでしょう。

しかし、言葉の育ち方には一人ひとりのペースがあります。ゆっくりでもその子なりのペースで育っていれば、焦らなくて大丈夫ですよ。

この記事では言葉の発達の流れと、日々のなかでできる関わり方をご紹介します。

読み進めるうちに「うちの子のペースを大切にしてみよう」と思えて、肩の力が抜ける時間になるでしょう。

子どもの言葉の遅さはママやパパにとって心配の種

泣き顔のハート
お子さんの言葉の出始めが同じ月齢の子よりゆっくりだと感じると、不安になるママも少なくないでしょう。実は、育児中にごく普通に感じられる悩みのひとつです。

まず、言葉の発達には大きな個人差があります。そのためほかの子どもと比べて少し言葉がゆっくりでも、必ずしも悪いわけではありません。

大切なのはほかの子と比べすぎずに、その子のペースを見守ることです。

子どもにはそれぞれ育ち方があるため、ママ自身もそのペースを尊重しながら関わることが基本になります。

とはいえ、頭ではわかっていても「うちの子、まだ話さない…」と焦ってしまいますよね。

お子さんのペースに寄り添う関わり方を知ることで、ママやパパの心もぐっと楽になります。

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子どもの言葉の発達の目安

あひるの親子
言葉の育ちは、まず0〜6ヶ月ごろに「あー」「うー」といった声を出しながら、大人の声に耳を向けるところから始まります。

6〜12ヶ月ごろは「ばばば」「ままま」といった音の繰り返しが増え、呼びかけに反応しやすくなる時期です。

1歳を過ぎると興味のあるものの指差しや、「ワンワン」など意味のある言葉が少しずつ出てくることもあるでしょう。

そして1歳半〜2歳ごろに語彙が増え、「ママ きて」などの二語文が出ることもあります。ただし、あくまで平均的な目安でペースは本当に人それぞれです。

比べすぎず成長を受け入れることが大切だといえます。

0〜1歳

0〜1歳は、言葉を話す段階に進むための土台が整っていく時期です。

まず生後数ヶ月の間は、泣き声や「あー」「うー」といった声を通じて音やリズムに慣れていきます。

また6ヶ月ごろになると「ばぶー」などの音を繰り返す喃語が出始め、大人の話しかけに反応したり名前を呼ばれたりすると振り向くなど、言葉を理解する準備が進むでしょう。

そして1歳近くなってくると、「ママ」「わんわん」など意味のある単語を口にする子どもが増えてきます。

1〜2歳

きゅうりを収穫する子ども
1歳を過ぎたら、子どもの言葉の世界が少しずつ広がり始める時期です。この段階では単語が増えるだけでなく、自分の意思も出てきて、言葉で伝えたいことが増えてくるのが大きなポイントです。

しかし個人差は大きく、まだ二語文にならないから遅れていると考えるのは早いこともあります。環境・関わり方・聴覚・発声の体の発達など、さまざまな要素が言葉の成長に影響しています。

この時期は、言葉で伝えることが増えてきたかどうかを確認することが大切です。

2〜3歳

2〜3歳の時期は、言葉の世界がさらに豊かになり、伝える力や理解する力が大きく伸びる大切な時期になります。

ポイントは、言葉の数が増えることとやりとりが生まれてくることです。例えば、大人の問いかけに反応して絵本を見ながら「これは何?」と聞かれたら指差しするといった動きが見られるようになります。

3歳以降

3歳を過ぎると子どもの言葉は量も質も広がり、単語からフレーズ、会話らしいやりとりへと発展していきます。

またこの時期は言葉の理解も深まり「なんで?」と理由を聞くようになったり、自分の考えを言葉で伝えようとしたりします。

一方で言葉が3歳を過ぎてもなかなか増えないと感じる場合は、ペースのゆっくりなケースもありますが、聴覚・理解・発話のどこかに支援が必要な要素が隠れていることもあるでしょう。

言葉が遅い子どもは頭が良いって本当?

疑問に感じる女の子
SNSなどで「言葉が遅い子は頭が良い」と聞いたことがある方もいるかもしれません。

確かに、幼少期にじっくり考えるタイプの子は、観察力や理解力が育ってから言葉を発することもあります。そのため、「よく考えてから話す=賢い子なのかも」と思われやすいでしょう。

しかし、実際には言葉の発達の速度と知能・学力が直接的に強く結びついているという明確な日本国内の研究は見つかっていません。

言葉がゆっくりでも、それだけで発達障がいのサインとは限りません。

大切なのは、お子さんが言葉を使わずとも理解や反応を示しているか環境や関わりのなかで言葉を育てるチャンスがあるかという視点です。

例えば、目を合わせて笑ったり指差しで気持ちを伝えたりといった行動も、すでにコミュニケーションの芽が育っているサインです。

そのため、言葉の伸び方に一喜一憂せずに「私の言っていることに反応してくれているということは、この子なりに理解してくれているんだ」と受け止めてみてください。

ゆっくりでも確実に前へ進んでいることを信じ、温かく見守ることがお子さんにとって何よりの安心感になりますよ。

子どもの言葉が遅い場合に考えられる原因

先生風の子ども
言葉の発達がゆっくりに見える理由は、ひとつではありません。

性格や気質の違い、家庭での会話や遊びの環境など、さまざまな要素が重なってその子なりのペースが生まれます。

「どうしてうちの子だけ…?」と心配になるかもしれませんが、多くの場合、成長の個性としてみられるものです。

さらに、聞こえにくさや脳の言語処理の発達段階といった生まれ持った要素が関わるケースもあります。

ここからは、具体的な要因を順に整理します。

子どもの性格

子どもの言葉の発達を見ていくとき、性格もひとつの要素になることがあります。

例えば、内向的で慎重な性格の子は新しく言葉をすぐ口に出すよりも、まずは周りの様子をよく観察し頭の中でしっかり理解してから話そうとする傾向があります。

一方で、好奇心旺盛で積極的なタイプの子は間違いを気にせず言葉をどんどん試すため、話し始めが早く見えることもあります。

このように、性格によって言葉の発達のスピードやタイミングは違って当然です。

そのため、性格も含めた個性としてとらえることで、「うちの子はこういう性格なんだな」と理解して見守れるようになるかもしれません。

焦らずにその子のペースを信じてあげることが、言葉の芽を安心して育てる第一歩です。

言葉の発達を見守るのは、時に不安もつきものです。そんなときこそ、待つ力や寄り添う工夫を知っておくと、心に少し余裕が生まれます。

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家庭環境

家族
言葉の発達がゆっくりに見えるとき、家庭の環境も大きな影響を及ぼす要素のひとつです。

例えば、毎日の生活に安定したリズムがあったり親子の対話や読み聞かせなど言葉のやりとりが豊かだったりすると、言葉を使い始める土台が整いやすいでしょう。

一方、家庭での会話が少ない・テレビや動画視聴時間が長いといった状況では言葉を発するきっかけが少なくなる可能性もあります。

まずは、子どもにとっての豊かな関わりがどれくらいあるかをふり返ってみることが大切です。

聴力の問題

言葉の発達に影響を及ぼす要因として、子どもの聴力はとても大切です。例えば音が十分に耳に届いていないと、言葉を理解したり発話したりするのが少なくなってしまう可能性があります。

しかし、聴力の問題が必ず大きな言葉の遅れにつながるとは限りません。

家庭で違和感を感じることがあれば、まずは健診での聞こえチェックや専門医の相談も視野に入れておくことが安心感につながります。

言葉に対する理解の問題

言葉を話す前に、お子さんが言葉をどのくらい理解しているかが大切です。お子さんが単語を言わないからといって必ずしも言葉が出ない問題ではなく、聞いた言葉を理解し反応しているかが鍵です。

理解に遅れがある場合は、話す力が出ていないだけではなく、受け止める力に支えが必要かもしれません。

そのため、お子さんのペースを見守る際には話しかけるだけでなく知っている語彙・使い慣れた環境での反応を引き出すことがポイントです。

脳の発達のペース

人見知り
言葉の発達には、言葉の発達には、脳の中で「聞く」「理解する」「言葉を選ぶ」といった流れがスムーズに連携することが大切です。

この働きのバランスがゆっくりめな子は、理解できていても言葉として出るまでに時間がかかることがあります。

そのため、聴こえて理解していても言葉に結びつける脳内の処理言葉が出るのが遅れる可能性があります。

ただし、それがすぐに深刻な問題につながるわけではありません。反応や理解の様子を丁寧に観察していくことが大切です。

単純性言語遅滞の可能性

単純性言語遅滞とは、聴覚・知能・社会性などほかの発達面に明らかな問題が見られず言葉だけがゆっくり出る状態を指すことがあります。

ただし言葉が遅いとされる状態と、理解も含め発達がゆっくりな状態とでは支援の必要性や対応が異なります。

理解や社会性にも同時に課題が見られる場合は、単純性言語遅滞とは別の発達支援が必要となることもあるでしょう。

単純性言語遅滞の可能性は言葉がゆっくりに見える一方、ほかの発達は特に問題ないというケースのひとつとして知っておくことが大切です。

ギフテッドの可能性

ギフテッドとは、ある分野で特に突き抜けた思考力や学びの力を示す子どもを指します。

こうした子どもたちは特定の能力に優れる一方で、苦手な分野との差が大きく出ることがあり、言葉の発達に遅れが見られる場合もあります。

言葉の出始めがゆっくりでも、必ずしも能力の全体像を示すものではなく、聴覚・理解力・環境など、ほかの要因が影響していることもあります。

ギフテッドの視点は、言葉の発達を評価するひとつの枠として知っておくことが大切です。

子どもの得意な部分を認めつつ、苦手なところやペースの違いも理解し、そっと寄り添いながら見守ることが、子どもが安心して力を伸ばせる環境につながります。

言葉が遅い子どもへのアプローチ方法

親子
言葉の発達には個人差があります。そのうえで、日々の生活のなかでできる関わり方を一緒に見ていきましょう。

まずは、子どもに話しかけるときは言葉で簡潔に説明することが有効です。

次に、絵本の読み聞かせを習慣にすることです。短い文で興味を引きやすい絵本を使って、ページをめくるたびに一緒に指差しするのも有効といえます。

そしてママ自身ができる範囲で楽しみながら関わることが、子どもの安心感につながります。

無理せずに、肩の力を抜いて一緒に成長を楽しんでみましょう。

言葉の工夫による話しかけ

お子さんに話しかけるとき、意識したいのはわかりやすい言葉を使うことです。また語彙力を育てるためには、なるべく多くの言葉を使うこともポイントです。

言葉を少なく限定せずに出てきた場面に関連して色・形状・動き・感情などさまざまな表現を加えていくことで、お子さんの語彙の世界が広がります。

たとえば、「この黄色い三角の積み木、とってもピカピカだね!」「赤いリンゴがおいしそうだね、食べたら甘いかもね!」「水がちゃぷちゃぷ跳ねてる!冷たくて気持ちいいね!」など、目の前のものや動き、気持ちに言葉を添えてあげることが大切です。

読み聞かせ

読み聞かせ
読み聞かせは、言葉を使う前に受け取る力を育てる大切な関わりです。ただ読み聞かせを行うのではなく、ポイントを押さえるだけで変わってきますよ。

お子さんが興味を持ちそうな絵本を選びます。ページをめくる前に「これ何かな?」と問いかけたり、登場人物の声を変えて読んだりと、お子さんが反応したら肯定的に返すことが挙げられます。

読み聞かせを続けることで、自然と言葉の世界が広がる土台となるでしょう。

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言葉が遅い子どもへの接し方の注意点

注意点
お子さんの言葉がゆっくりなときは、急かしたり無理に話させようとしたりするよりも、安心して話せる空気をつくることが大切です。

また間違いをすぐに直すより、お子さんが伝えようとする気持ちを受け止める姿勢が言葉の芽を育てます。そしてゆっくり話しかけ、お子さんのペースに寄り添いましょう。

ここからは日常でできる接し方を紹介するため、できることを少しずつ取り入れてみてくださいね。

ゆっくりと話しかける

お子さんに言葉をかけるときは、ゆっくり・はっきり・優しくがポイントです。加えて話すペースを落とすことで、お子さんが大人の口の動きや声のリズムに注目し、「この音は何だろう?」と理解を深めやすくなります。

早く正確に教えようとするより、リラックスできる間合いや雰囲気で言葉のやり取りを重ねることが言葉の芽を育てる大きな土台となります。

無理にしゃべらせようとしない

家族
言葉の発達がゆっくりなとき、親としては「もっと話してほしい」と思うこともあるでしょう。

焦るあまりお子さんに「ちゃんと発音して」とプレッシャーをかけてしまうと、かえって話したい意欲が下がることがあります。

「どうせ言えない」と思われないような声かけや、子どもが発語しようとするタイミングを待つ姿勢が重要です。

また発語がないときでも指差しやまなざし、ジェスチャーを使って伝えているサインを「言葉のひとつ」として受け止めることが、安心感と継続的な関わりを生みます。

間違いを訂正しない

子どもが言葉を発し始めた時期には、言えていない場面がよくあります。

こうしたときに大人がすぐに「違うよ」と訂正を重ねると、子どもは話すと「間違えるかもしれない」と感じてしまい、声を出すことに慎重になってしまうことがあるでしょう。

そのため、お子さんの言葉の間違いに気付いたときは肯定的に受け止めてから、自然な言い方を優しく聞かせるようにすると効果的です。

ほかのお子さんと比べて焦る気持ちは、誰にでもあるもの。
ですが、比べるよりもその子らしさを見つめることで、親子の関係はぐっと穏やかになりますよ。

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子どもの言葉の発達は焦らず見守ろう

家族
ここまで「言葉の発達には個人差がある」というポイントを見てきました。子どもはそれぞれのペースで成長していきます。

周りと比べて心配になる瞬間があっても、日々の関わりのなかで少しずつ言葉は育っていきます。しかしひとりで不安を抱え込み過ぎると、気持ちが疲れてしまうこともあるでしょう。

そんなときは同じ経験をしているママとつながったり、子育ての経験が豊富な方からのアドバイスを取り入れたりすることも、お子さんの成長を支える大切な一歩です。

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