1歳児の指しゃぶりは大丈夫?赤ちゃんの歯並びへの影響、やめさせる方法を解説

1歳児の指しゃぶりは大丈夫?赤ちゃんの歯並びへの影響、やめさせる方法を解説
「1歳の赤ちゃんが指しゃぶりをやめない…」「どうやってやめさせたらいいだろう?」と悩んでいませんか。

指しゃぶりは赤ちゃんが安心感を得るための自然な行動です。ただし、長く続くと歯並びやあごの発達に影響することもあるため、成長の様子を見ながら見守りましょう。

無理にやめさせる必要はありません。お子さんのペースに合わせた関わり方を大切にしましょう。

本記事では、1歳児の指しゃぶりの理由や歯への影響、やめさせる方法を詳しく解説します。指しゃぶりをやめる時期や小児科への相談のタイミングについても解説するので、指しゃぶりに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

赤ちゃんはなぜ指しゃぶりをするの?

指しゃぶりをする赤ちゃん
赤ちゃんがなぜ指しゃぶりをするのか、理由がわからない方もいるのではないでしょうか。指しゃぶりは、成長過程でほとんどの赤ちゃんが経験する自然な行動のひとつです。

指しゃぶりをする理由は年齢によって異なります。指しゃぶりをする理由を年齢別に詳しく解説します。

0~1歳

生まれたばかりの赤ちゃんは、吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)によって指しゃぶりをします。吸啜反射とは、赤ちゃんが口に入ってきたものを無意識に吸う原始反射で、母乳やミルクを飲むために生命維持に欠かせない本能的な行動です。

生後2〜4ヶ月ごろの赤ちゃんは、自分の手を口に入れることで、手のかたちや感触などを確認しています。自分の体の一部として認識し、感触を楽しんだり遊んだりしながら世界を学ぶ大切な行動です。

また、眠いときや不安なときに安心感を得るために指しゃぶりをすることがあります。指しゃぶりは精神安定剤の役割も果たしています。

この時期の指しゃぶりは、成長過程の一部であり、歯並びに悪影響を与えることはほとんどありません。無理にやめさせようとせず、清潔を保ち温かく見守りましょう。

1~2歳

子ども
1〜2歳の時期の指しゃぶりは、退屈なときや不安を感じたときにするようになります。環境の変化によるストレスや眠いときなどに、安心感を得るために行動として現れることがほとんどです。

遊びや言葉の幅が広がる一方で、まだ気持ちをうまく言葉にできないため、指しゃぶりで安心しようとする姿も見られます。そのため、この時期の指しゃぶりは、寝る前や退屈な時間に増える傾向があります。

3歳以降

3歳以降も指しゃぶりをする場合は、不安なときや眠いときに見られますが、癖として残っているケースがほとんどです。

3歳になると乳歯が生えそろっているため、指しゃぶりを続けていると前歯が出てきたり噛み合わせがずれてきたりするでしょう。

3歳以降も続く場合は、少しずつ自然に減らせるような環境づくりを意識しましょう。お子さんの気持ちに寄り添うことが何より大切です。

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赤ちゃんの指しゃぶりはいつまで続く?

指しゃぶりをする赤ちゃん
「指しゃぶりはいつまで続くのだろう?」「早めにやめさせた方がいいのかな?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

赤ちゃんの指しゃぶりは、3〜4歳ごろまでに自然に減っていくといわれています。このころになると遊びや言葉が発達して自分の気持ちを表現できるようになるためです。

しかし、指しゃぶりをやめる時期は個人差があり、早い時期にやめる子もいれば3歳以降も癖として続いている子もいます。ほとんどの子は、2〜3歳ごろから減っていき、3〜4歳ごろには自然とやめるようです。

無理にやめさせようとすると逆効果になる可能性もあるため、急かしてやめさせたり叱ったりせず子どもに合わせて見守ることが大切です。子どもの発達ペースに合わせて少しずつやめられるように促していきましょう。

1歳児が指しゃぶりをしていても大丈夫?

考えるママ
1歳でも指しゃぶりをしていると、「早くやめさせた方がいいのではないか」と不安を感じている方もいるかもしれません。1歳前後の指しゃぶりは、発達の一環であり安心感を得るための自然な行動です。

指しゃぶりをやめられる時期は個人差があるため、無理にやめさせようとせず見守る姿勢が大切です。

指しゃぶりは発達を促すための行動

指しゃぶりは、安心感を得るだけでなく感覚の発達を促す行動でもあります。赤ちゃんは、指しゃぶりで口の感覚や手の動きを調整しながら脳に刺激を与えています。

1歳前後の時期は、触覚や味覚を通して世界を知る大切な段階です。指しゃぶりをすることで、自分の身体を認識する力も育ちます。発達の一環であるため、無理にやめさせる必要はありません。

しかし、衛生面には注意しましょう。お出かけした後に手を洗ったり、こまめに手を拭いたりして常に手の清潔を保つことが重要です。

見守っていて大丈夫

笑顔のママ
1歳児の指しゃぶりは、無理にやめさせず見守ることが大切です。成長すると自然に減っていくケースがほとんどで、2〜3歳ごろには興味がほかのものにうつります。

無理にやめさせようとして叱ったり注意しすぎたりすると、かえってストレスを感じてしまうかもしれません。

寝る前や退屈なときなどの指しゃぶりをするタイミングを把握し、絵本を読んだりおもちゃで気を反らしたりすると徐々に減っていくでしょう。

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1歳児の指しゃぶりは歯並びに影響する?

歯並び
1歳になると乳歯が生えそろっているため、指しゃぶりが歯並びに影響するのではないかと不安を抱いている方は少なくありません。

しかし、1歳児の指しゃぶりは歯並びや噛み合わせなどに影響はないといわれています。

1歳児の指しゃぶりが歯並びに影響しないことや3歳以降の指しゃぶりが歯並びに影響を及ぼすことについて詳しく解説します。

1歳児の指しゃぶりは歯並びに影響はない

1歳児の指しゃぶりは、歯並びに影響はないといわれています。この時期の指しゃぶりは、成長過程の一環の行動で手指の操作性や感覚の発達を促すため、必要な行動です。

1歳ごろになると、物を上手につかめるようになったり手を使った遊びをするようになったり遊びの幅が広がるため、少しずつ指しゃぶりへの意識が薄れてきます。そのため、1歳児の指しゃぶりは無理にやめさせようとしなくても問題ありません。

指しゃぶりは、安心感を得たり感覚を学んだりするための行動であり発達の過程として自然なことなので、清潔を保ちながら見守りましょう。

3歳を過ぎても続く場合は歯並びに影響が出ることも

3歳を過ぎても指しゃぶりが続く場合は、歯並びに影響が出ることがあります。ただし、長時間続く場合です。

歯並びやあごの発達に問題がなく、寝る前や退屈なときだけなら心配いりません。見守りながら、徐々に減っていく過程を楽しむ気持ちでいましょう。精神安定剤の役割を果たしているため、見守ってあげましょう。

寝ている間ずっと指しゃぶりをしていたり、1日のなかで長時間指しゃぶりをしていたりする場合は、注意が必要です。

指しゃぶりをやめさせる方法は?

子どもの手
どのようにしてやめさせようかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。指しゃぶりを無理にやめさせようとすると、かえって不安が強まることもあります。

焦らずに、お子さんの成長に合わせて少しずつサポートしていきましょう。

指しゃぶりをやめるときは、やめさせるよりも楽しい時間を増やすことが大切です。次の方法を参考にしてみましょう。

・遊ぶ時間をつくって気を反らせる
・指を使う遊びを楽しませる
・散歩などのお出かけで外に興味を向ける
・公園で遊ばせてストレスを発散させる
・抱っこして絵本を読む
・寝るときに手を握ってスキンシップをとる

それぞれ詳しく解説します。

遊ぶ時間をつくって気を反らせる

指しゃぶりをやめさせる方法として遊ぶ時間を増やして気を反らすのが効果的です。

1歳児は好奇心旺盛なため、お気に入りのおもちゃや集中できる遊びがあれば、自然と指しゃぶりを忘れます。退屈な時間が減ることで自然に指しゃぶりの回数が減っていくでしょう。

退屈な時間が減ることで、指しゃぶりの頻度も徐々に少なくなっていくでしょう。

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指を使う遊びを楽しませる

おもちゃで遊ぶ親子
指を使う遊びを取り入れることで、指しゃぶりを自然にやめさせられることがあります。ブロック・積み木・折り紙・シール貼りなどは、子どもが集中して遊ぶため、手先の感覚を養うことも可能です。

音が出る絵本やおもちゃなどで、一緒に歌を歌ったり声に出して読んでみたりすると指をくわえなくなるため、効果的です。

散歩などのお出かけで外に興味を向ける

散歩などのお出かけで外に興味を向けるのも指しゃぶりをやめさせる効果的な方法です。1歳児にとって外の世界は驚きと発見であふれています。

散歩中に花を見たり葉っぱを拾ったり気を反らすと、自然に指を口に入れるのを忘れてしまうでしょう。外の世界では、鳥の鳴き声や風など自然の音や景色を楽しめるため、視覚や聴覚を刺激し気分転換にもなります。

「今日は何を見つけようかな?」と声をかけながら歩くと、自然に外の世界に目が向きます。散歩の時間が親子の楽しい習慣になるといいですね。

公園で遊ばせてストレスを発散させる

ブランコに乗る親子
公園で遊ばせてストレスを発散させるのも指しゃぶりをやめさせる方法のひとつです。1歳児の指しゃぶりは、不安なときに自分を落ち着かせるための行動でもあります。公園で思いきり遊ばせて、体を動かすことでストレス解消になるでしょう。

また、不安なときだけでなく退屈なときにも指しゃぶりが見られることもあります。公園で滑り台や砂遊びなど家ではできない遊びをすると、無理なく自然に指しゃぶりが減っていくでしょう。

抱っこして絵本を読む

1歳児の指しゃぶりは、安心感を求める行動でもあります。そのため、抱っこして絵本を読むことでママのぬくもりを感じることができ、安心感を与えられるでしょう。

ママやパパの体温と声の響きが、子どもの心を穏やかにします。お気に入りの絵本を繰り返し読むことで親子の絆が深まり、心が満たされ落ち着いた気持ちで過ごせるようになるでしょう。

寝るときに手を握ってスキンシップをとる

手を握る
眠る前に指しゃぶりをする子どもは少なくないため、寝るときに手を握ってスキンシップをとりましょう

指しゃぶりが入眠儀式となっていることがあります。そのため、手を握って「今日は楽しかったね」「明日は何して遊ぼうかな?」など優しく話しかけてあげると心が落ち着き安心感が高まるでしょう。

手を握るスキンシップによって、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌される効果もあります。

オキシトシンが分泌されることで、不安をやわらげ、安心感や幸せな気持ちを感じられます。

無理にやめさせず、安心できる時間を少しずつ増やしてあげることで、自然と指しゃぶりから卒業していけるでしょう。

眠る前のスキンシップは、子どもの安心感だけでなく、ママやパパ自身の心もほっと落ち着かせてくれます。

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指しゃぶりが心配な場合は小児科医に相談

診察を受ける赤ちゃん
指しゃぶりが成長過程の一環ではあるものの、「うちの子は違うかも…」「指に吸いだこができている」など心配になる方もいるのではないでしょうか。

吸いだこができていたり、3歳以降も続けていたりする場合は、小児科医に相談することも可能です。小児科医に相談するタイミングを詳しく解説します。

吸う力が強くタコができている

吸う力が強く吸いだこができている場合は、早めに小児科に相談しましょう。吸いだこは、吸う力が強いというサインです。皮膚が炎症を起こしたり、化膿したりしている場合は、早めの対処が必要になります。

小児科医や皮膚科医に相談することで、適切な皮膚ケアや指しゃぶりの対処法などアドバイスをしてもらえるでしょう。指の様子をこまめに観察し、気になるサインがあれば早めの受診をおすすめします。

3歳を過ぎてもやめない

3歳を過ぎてもやめない場合は、様子をみて小児科医や歯科医に相談しましょう。3歳以降の指しゃぶりは、歯並びや呼吸法に影響がある場合もあります。懸念されるのは、出っ歯になったり、噛み合わせが合わなくなったりする点です。

また、指しゃぶりを続けていることで口を閉じるのが難しくなり口呼吸になります。口呼吸は、口腔内が乾燥したりウイルスの侵入によって感染症にかかりやすくなったりするリスクがあるため、注意が必要です。

もし3歳を過ぎても続いていたり、指に赤みがあるなど気になる様子があれば、小児科や歯科に相談してみましょう。早めに話を聞くだけでも安心できます。

その子に合った対処法やアドバイスをもらえるため、専門家の力を借りながら自然にやめられるようにサポートしましょう。

1歳児の指しゃぶりは心配しすぎずに見守ろう

親子
ここまで、指しゃぶりをする理由やいつまで続くのか、やめさせる方法を解説しました。指しゃぶりは成長過程の一環であり、無理にやめさせる必要はありません。1歳児の指しゃぶりは、安心感を得たり感触を楽しんでいたりすることがほとんどです。

日常生活のなかで、指先を使う遊びを取り入れたりお出かけして気を反らしたりして自然に指しゃぶりを減らしていけるようにしましょう。無理にやめさせようとすると返って逆効果になることもあります。

子どもの気持ちを尊重し、優しく見守る姿勢が大切です。3歳を過ぎてもやめない場合や歯並びが気になってきた場合は、早めに小児科医や歯科医に相談しましょう。

子どもの気持ちを尊重しながら、安心して成長できる環境を整えてあげることが何よりも大切です。

もし「どう関わればいいのか…」「このままで大丈夫かな?」と感じることがあれば、少し立ち止まって、ママ自身の気持ちにも目を向けてみましょう。

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