0歳児向け室内遊びのアイデア5選!特徴、ねらい、効果、注意点について解説

0歳児向け室内遊びのアイデア5選!特徴、ねらい、効果、注意点について解説
0歳児のお子さんと過ごす際に、どのようにして過ごしていけばよいか迷われる方は少なくないはずです。

また0歳児は1年でさまざまな動きを習得し、発達していくのでどの時期にどのような遊びが適切なのか迷われる方もいます。

0歳児との室内遊びは、特にたくさんのものを準備する必要はなく、親子が楽しんで遊ぶことができれば、どのような遊びでも問題はありません。

この記事では0歳児の室内遊びの特徴やアイデア、ねらいなどについて詳しく紹介していきます。

0歳児との室内遊びでお悩みの方は、参考にしてみてください。

0歳児の室内遊びの特徴

赤ちゃんを抱っこするママ
0歳児の室内遊びの特徴は親との関わり・五感の刺激・簡単な動きの3つの要素です。まず1つ目の親との関わりは、室内遊びで親子でスキンシップを取ったり、コミュニケーションを図ったりすることで育まれます。

遊びを通じて親子の愛着関係が形成され、情緒が安定します。2つ目の特徴は五感の刺激です。

0歳児は視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚の五感で世界を認識し始めます。五感の刺激は脳の発達やその後の身体と情緒の発達を促すことが可能です。

視覚の発達は色や形を認識させ、聴覚は人の声を聞き分ける能力がついていきます。触覚はさまざまな物の感触を知り、使い方やどのようなものが安全なのか、味覚は食事に使う機能の発達につながります。

嗅覚は物を認識するのに必要な感覚です。このように五感の発達は生きていくのに必要不可欠です。

室内遊びで赤ちゃんの脳の五感を刺激し、脳の発達を促します。さまざまな感触や色・音に触れたり、身体を自由に動かして筋力をつけたりと活動を通して多くの感覚を刺激します。

3つ目の特徴は簡単な動きです。0歳児は握る・振る・めくる・触るなど簡単な動きをするだけで刺激を受け、発達を促進し、遊びにつなげられます。

0歳児は運動機能の発達が目覚ましいものです。生まれたばかりのときは寝たままの状態で身動きが難しいですが、1歳になる頃には自分で立って歩けるようになる子もいます。

発達は個人差ですが、スピードはとても速いです。

せっかく発達を促す運動が複雑すぎると0歳児はどのように参加すればよいのかわからず、楽しめないので、単純で簡単なものがおすすめです。

0歳児の室内遊びのねらい

親子のスキンシップ
0歳児の室内遊びのねらいは大きくわけて3つあります。

・大人とのふれあいを楽しませる
・情緒を安定させる
・脳の活性化

0歳児は成長が著しい時期なので、室内で活動量を増やして成長を促すことが重要です。そのため、その子の発達状況に合わせてできる運動を取り入れた遊びを考える必要があります。

また、子どもが安心感を持って楽しむことが大切なのでそのような環境を作ることも大切です。ここからは0歳児の室内遊びのねらいについて詳しくご紹介していきます。

大人とのふれあいを楽しませる

1つ目のねらいは、大人とのふれあいを楽しませることです。人と遊ぶことの楽しさを経験することで、相手に興味関心を持てます。この気持ちはコミュニケーションの土台にもなります。

相手に興味関心を持つと、自分の楽しいを共有したい気持ちや発見・困ったときの気持ちを表現する能力も育っていくのです。

大人と遊ぶ楽しさを経験することはコミュニケーションの発達だけではなく、その後の友達との関係の発達や社会性を学ぶことにもつながっていくので、とても重要です。

情緒を安定させる

赤ちゃんの手を握るママ
2つ目のねらいは情緒を安定させることです。大人が気にかけてくれている、守ってくれているという気持ちは安心感を育みます。

大人とのふれあい遊びは見つめあったり、笑いあったりするので相手が自分を見てくれている、愛してくれているという気持ちを感じられます。

安心感を育むと、情緒が安定し感情表現が豊かになるので、人と関わることは大切です。

脳の活性化

3つ目は脳の活性化です。0歳児が室内遊びを経験すると、人と関わることの安心感を覚えて脳内のオキシトシンという物質を分泌させます。

これは幸せホルモンともいい、子どもが安心したり、リラックスしたりするのに必要な物質です。

0歳児の頃からオキシトシンを多く分泌した子どもは、情緒が安定したり、ストレスに強くなったりとよい効果が期待できます。

また五感の発達は脳の活性化にもつながります。さまざまな感覚を発達させることで、感覚受容器を刺激していくのです。

0歳児の室内遊びの効果

赤ちゃんとママ
0歳児の室内遊びの効果は3つです。

・親子の愛情が深まる
・五感が刺激される
・運動能力が高まる

身体を動かしたり、他者と触れ合ったりすることは刺激となり、脳・感情・運動の発達につながります。

また0歳児での身体・情緒・感覚の発達は、その後の運動面や社会性などにも影響を及ぼすのでとても大切です。

ここからはそれぞれの効果について詳しく紹介していきます。

親子の愛情が深まる

1つ目の効果は親子の愛情が深まることです。0歳児と触れ合いを楽しみ、相手の表情を見て、場を共有することは双方に愛情を伝えられます。

親から触れられること、視線が合うことに安心し、信頼関係が深まっていくのです。これを愛着と呼び、愛着の形成にはその後の社会性の成長にもつながっていきます。

また愛情を感じ、伝える経験を繰り返すと脳も活性化されて、お互いの情緒の安定につながります。

五感が刺激される

幸せなひとコマ
2つ目の効果は五感が刺激されることです。触れ合うことや新しいものに触れる触覚、色や形などを感じる視覚、音を聞く聴覚などさまざまな感覚が刺激されます。

それぞれの感覚が刺激されることは、すべての感覚が発達することにもつながります。人に注目する力や運動機能を伸ばす力、話を聞く力など多くの部位の成長につながるので大切です。

また物をとらえる力や認識する力も伸び、自身が生きている世界を知ることにつながっていくのでとても重要な刺激になります。

運動能力が高まる

3つ目の効果は運動能力が高まることです。手を伸ばして何かをつかむ、体を動かして遊びに参加するなどの室内遊びを経験すると、体の土台づくりにつながります。

室内遊びに参加をし、体を動かすことの楽しさを経験すると、運動への意欲が発達します。そして、体をたくさん動かすことで動かし方を学び、運動機能の発達につながるのです。

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0歳児向け室内遊びのアイデア5選

プレイルームで遊ぶ男の子
0歳児は1年の間にたくさんの動きを習得し、成長が著しい時期です。そのため、室内遊びは月齢によってさまざまになります。

ここからは0歳児向けの室内遊びのアイデアを詳しく紹介していきます。

それぞれの月齢をひとつの目安として、発達に合った動きを促していくのでぜひ参考にしてみてください。

3ヶ月からできる体に触れる遊び

3ヶ月前後のまだ動きがあまりない0歳児のお子さんにおすすめなのは、体に触れるふれあい遊びです。

手遊び歌を歌いながら体に触れたり、くすぐりをしたり、さまざまな刺激を通して親子でふれあいを楽しみます。

目を合わせて、ときに笑いながらふれあい遊びを行っていくことで、人と遊ぶことの安心感を覚えていきます。

また全身にさまざまな刺激を入れることで、体の成長を促す大切な遊びです。お座りができるお子さんは膝の上に乗せたり、つかまり立ちやひとり立ちができるお子さんは抱っこをしてくるくる回ったり、月齢に合わせた遊びのバリエーションがあります。

6ヶ月からできるビニールプールのボール遊び

6ヶ月以降のお子さんにおすすめの遊びは、ビニールプールのボール遊びです。もしビニールプールがなかった場合は、段ボールや大きめのたらいを使用するとよいでしょう。

ボールプールは寝転がって感覚を楽しんだり、ボールを握ったり投げたりして全身に刺激を入れられます。

手指や腕の筋肉だけではなく、全身に感覚を伝え、成長を促すことが可能です。

初めてのボールプールや怖がる子も少なくないので、その場合はプールの外から遊んでいる様子を観察したり、ボールを少し触らせたりして少しずつ慣らしていくとよいでしょう。

子どもが楽しむことが大切なので、無理せず遊びに参加させることが大切です。

7ヶ月からできるまねっこダンス

泥遊びをする女の子
7ヶ月からできる室内遊びのおすすめはまねっこダンスです。まねっこダンスは人を見る力や全身を動かして成長を促します。

人を見ることは、相手への興味関心を伸ばします。そこから自分が何かを伝えようという気持ちや相手に憧れて真似をするなど、情緒面の発達につながるのです。

相手への興味関心は何かを伝えてみようという気持ちを育て、コミュニケーション力の発達を促すと、情緒・コミュニケーション・全身の筋肉それぞれすべての発達につながるので重要です。

8ヶ月からできるお布団の山登り

8ヶ月からできる室内遊びのおすすめはお布団の山登りです。これは布団や座布団を重ねて、ハイハイで登る運動になります。

でこぼこした道をハイハイすることで体幹を鍛えられます。またバランス感覚を養うことにもつながります。

ときにはお布団の山から転がったり、周りのものにぶつかったりするので広い環境で注意して観察しておく必要があるでしょう。

ハイハイがうまくできないお子さんには、コロコロ転がして感覚を養っていくのもよいでしょう。

ハイハイができるようになったらハイハイ鬼ごっこ

ハイハイする赤ちゃん
最後の0歳児室内遊びは、ハイハイ鬼ごっこです。ハイハイは体のバランスや体幹を鍛えられます。

また手や足を交互に動かしながら前に進んでいくので、目と手の協調運動にもつながります。目と手の協調運動は、その後キャッチボールや縄跳びの運動などにもつながるのでおすすめです。

ハイハイは体の成長を促すだけではなく、集中力も伸ばすので、できるだけたくさん取り入れるとよいでしょう。

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0歳児向け室内遊びの注意点

室内遊び
0歳児向けの室内遊びの注意点は大きく分けて4つです。

・誤飲や怪我がないよう見守る
・成長に合わせる
・広い空間を確保して行う
・興味を示すかどうか様子を見る

0歳児は自身で安全に配慮しながら遊ぶことはまだ難しい月齢です。そのため遊ぶ際は、大人が安全な環境で遊ばせられるように工夫する必要があります。

また環境の調整だけではなく、どの位置で見守るかも大切になるため、室内遊びを行う際は気を付けてみてみるとよいでしょう。

ここからはそれぞれの注意点について詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。

誤飲や怪我がないよう見守る

まず1つ目の注意点は、誤飲や怪我がないよう見守ることです。室内遊びに使用する道具は誤飲や怪我に注意する必要があります。

また遊び終わった道具はなるべく早く片付けを行うようにしましょう。残っている新聞やクレヨン・シールなど、気になるものは手を伸ばしてしまう可能性が高いので、口に入れたり、怪我につながる恐れがあります。

使用頻度の低いものは事前に消毒をしたり、怪我につながる欠陥はないかどうか確認したりする必要があります。

つかまり立ちやハイハイ、歩き始めのお子さんたちは、バランスを崩して倒れやすいので周囲にぶつかりそうな家具やおもちゃがないか確認しておくことも大切です。

成長に合わせる

つかまり立ち
2つ目の注意点は成長に合わせることです。0歳児は1年で目まぐるしい発達を遂げますが、その度合いは個人差があります。

月齢によってどのような動きを習得するかは調べたり、学んだりすると知ることができます。ある程度頭に入れながら、月齢にとらわれずにその子は今どのような動きができるかをしっかり確認することが大切です。

成長に合った遊びを提供する必要があります。合っていない運動や遊びを提供すると、その子自身が楽しめない可能性や無理をして怪我をする恐れがあるので注意をしていきましょう。

広い空間を確保して行う

3つ目の注意点は広い空間を確保して行うことです。0歳児の行動範囲は広いです。

転がる遊びやハイハイ運動など、さまざまな運動や遊びを狭い範囲で行うと、体の動きをコントロールできない0歳児は勢い余ってぶつかって怪我につながる可能性があります。

また広い範囲で遊びに参加すると、よりたくさんの動きを習得し、成長につながります。

興味を示すかどうか様子を見る

おもちゃを握る赤ちゃん
4つ目の注意点は興味を示すかどうか様子を見ることです。遊びは子供が楽しんで参加することが大切です。

内容によっては不慣れなことや恐怖心が影響して、参加したがらない可能性があります。その場合は無理をさせず、楽しい様子のみ見せて終了するのもよいでしょう。

繰り返すことで徐々に興味を持ってきた場合は、近くで見せたり、少しずつ触らせたりすると参加できるようになることもあります。

慣れるまでには個人差があるので、あまりにも興味がない場合は違う遊びに変更するとよいでしょう。

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0歳児の遊びで大切なこと

おもちゃに手を伸ばす赤ちゃん
0歳児の遊びで大切なことは発達の特徴を理解したうえで、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えることです。

特に0歳児は手に届くものを口に入れてしまう傾向にあるので、小さな部品がついているものや口のなかに入れると危険なものはなるべく高い位置に置いておくようにしましょう。

また発達のスピードは個人差があるので、その子のペースに合わせて、参加できる遊びを提供することが大切です。

そして何よりその子自身が楽しみながら、愛着を形成することが重要です。大人からの抱っこやふれあい、目を合わせることなどの経験を積むことで、相手に対して信頼や安心を覚えていきます。

そこから情緒が安定し、自身に味方がいるという安心感と信頼感はその後の生活で、何事にも挑戦しようという意欲の成長につながっていくのです。

そこからさまざまな活動に参加し、運動機能の発達にもつながっていきます。

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0歳児の室内遊びは工夫しだい

毛布をかぶった赤ちゃん
0歳児の室内遊びは、さまざまな工夫をすることで楽しく安全に参加できます。そして適切な遊びの場を提供することで、運動や感覚の発達を促すことが可能です。

また親子関係の構築にもつながり、お互いの愛情を伝える機会にもなります。

さらに安定した情緒も習得できるので、その後の発達のためにも0歳児の室内遊びはとても重要です。

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